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回復期リハビリテーション病棟

365日休まないリハビリ

回復期リハビリテーション病棟
一般病棟
地域包括ケア病床

当院では、回復期リハビリテーション病棟を開設しており、
休むことなく充実したリハビリテーションを提供させていただきます。

回復期リハビリテーション病棟とは

「回復期リハビリテーション病棟」は、脳血管疾患又は大腿骨頚部骨折等の患者様に対して、食事、排泄、更衣、移動、入浴などのADL(日常生活動作)の能力向上による寝たきりの予防と家庭復帰を目的としたリハビリテーションプログラムを医師、看護師、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士、ソーシャルワーカー等が共同で作成し、これに基づくリハビリテーションを集中的に行うための病棟です。

発症後、早期からリハビリを行うと効果的といわれています。そのため当院では、入院早期より集中して1人の患者様に対し、1日に最大3時間のリハビリを行うことで、より早く退院・社会復帰ができるようお手伝いさせていただきます。

特色

当院の回復期リハビリテーション病棟では、病室・訓練室などの場所を問わず、あらゆる場所(屋外歩行、買い物練習、バス乗降練習、ご自宅での入浴練習 等)で患者様の生活に即したリハビリテーションを積極的に行っています。

病棟には施設基準を上回るリハビリ専門スタッフを配置し、患者様一人ひとりに対して質の高いサービスを提供できるよう努めております。 また、定期的に夜勤を行い、夜間帯のトイレ移動等をチェックし、スムーズな退院支援ができるようにしております。

在宅復帰率は80%以上を維持しています。

ある患者様の一日のスケジュール


7:00 起床・朝食 モーニングリハ
病棟において、生活自立のための支援を行います。
9:00 作業療法 機能訓練の他、整容やトイレ等、
日常生活動作の練習をします。
11:00 言語療法 昼食前に嚥下(えんげ:飲み込み)の練習や
言葉の練習も行います。
12:00 昼食 机の高さ、適切な食器を検討します。
13:30 入浴 レベルに合わせて4段階の入浴方法があります。
15:00 レクリエーション 体操や脳トレを行います。
16:00 理学療法 機能訓練の他、歩行・階段など移動動作の練習をします。
18:00 夕食 イブニングリハ
病棟において、生活自立のための支援を行います。
19:00   1日の疲れを癒します。


回復期リハビリテーションは次のような方が対象となります

対象となる疾患が起こった日から、回復期リハビリテーション病棟に入院できる期日は決められています。

対象疾患 発症からの期日
脳血管疾患、脊髄損傷、頭部外傷、くも膜下出血のシャント術後、脳腫瘍、脳炎、急性脳症、脊髄炎、多発性神経炎、多発性硬化症、腕神経叢損傷の発症もしくは手術後、義肢装着訓練 2カ月以内
高次脳機能障害を伴った重症脳血管障害、重度の頚髄損傷および頭部外傷を含む多部位外傷
多肢の骨折、大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の骨折もしくは手術後 2カ月以内
外科手術または肺炎などの治療時の安静により廃用症候群を有しており、手術後または発症後 2カ月以内
大腿骨、骨盤、脊椎、股関節または膝関節の神経、筋または靱帯損傷後 1カ月以内
股関節、または、股関節の置換術後の状態(損傷後1ヶ月以内) 1カ月以内

入院できる日数は疾患により定められています。

入院から退院まで


ご自宅訪問

入院されてから早期に、ご自宅訪問をさせていただき、具体的な生活環境のイメージを持ち、それをもとにリハビリプログラムを立てて、退院後も快適に生活を送っていただけるように援助(住宅改修や福祉用具選択のアドバイス等)をさせていただきます。

モーニング・イブニングケア

朝起きてから、夜寝るまでの
生活動作すべてがリハビリである

という考えから、朝夕の整容、更衣、食事にもスタッフがお手伝いしながら入院前に行なっていた習慣を大事に、生活リズムをつけていけるように工夫しております。

多職種合同でのカンファレンス

入院1週間以内、入院中、退院前、その他必要に応じて随時、ご本人とご家族、多職種が集まり、話し合いを行ないます。入院生活や退院について検討・調整し、ご本人やご家族に納得いただけるサービスが提供できるように心掛けております。

就労支援

仕事をされている方が、突然、事故や病気により入院される場合があります。
『退院後も仕事を続けたい!』という気持ちを、入院中より様々な形で支援させていただきます。

退院後も安心

◎ リハビリ診察
◎ 通院リハビリ
◎ 訪問リハビリ
◎ 通所リハビリ
◎ デイサービス

希望される方は、退院してから1か月、2か月、3か月目にリハビリ診察を行っています。退院時に身体機能の測定をさせて頂き、診察時にも同様の測定を行います。ご自分の体の変化に目を向ける良い機会になると考えております。

在宅復帰後も、リハビリを継続し、機能を維持していくことが大切です。 医療法人愛生会では、在宅復帰後も様々なサービスにて、患者様の『頑張る!』をスタッフ一同全力でサポートさせていただきます!

回復期リハビリテーション病棟の実績指数に関する掲示

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